札幌の東西南北端を攻めてみた(後編)

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以前執筆した記事の中で、札幌便利機能、東西南北で住所を表せる範囲の図を制作したあべっち。

これの東西南北端ってどういう景色なんだろう?

ある日そう思い立って、自転車で札幌市内をかけめぐったものをまとめた本連載。前編では最北端北51条東15丁目、最東端北37条東30丁目を制覇しました。今回はその後編、最南端と最東端をめぐるお話です。

前編はこちら

最北端は焼肉屋だった
最東端は丘珠公園近くの交差点だった

16:00、最東端に立つあべっちは最南端へ行くことを決意します。しかしそれにはある大きな問題が…

それは、今回の旅の中で最も距離が遠い&延々と登り坂になるという点。

まあ、川の上流へ行くわけなので当たり前ですが。まずは、河川敷に出ないとスタートしないので、そちらへ急ぎましょう。幸いにも最東端からほぼほぼまっすぐ行けば、苗穂まで抜けられる道を見つけたのですが……

本当にこれか?

あまりにも普通の住宅街にある2車線道路。東京とかじゃ割と大きい道路かもしれませんが、札幌ではこの2車線道路が標準なので、かなり狭い通りです。まあマップ的には正しいので進みましょう。

しばらく進むと先ほど最北端へ行くときに跨いだ札樽道を再び跨ぎます。景色はまるで与野のよう。思えばこっちは高層ビルが少ないですね。空がひろい。

ひたすら漕いでいくとみんな大好き苗穂運転所が見えてきました。しばし観察でもしますか。

ちょっと遠巻きに観察してたらひょっこり出てきた

おおっと…こうしているといつまでも時間が経過しますね。先へ進みましょう。苗穂運転所を抜けJRのアンダーパスを潜ればもうそこは川岸です。やった!まだ半分ですが。

川だ!

土手に出ました。遠くまで続く歩道が見えますね。これをひたすら進みます。

河川敷の道路に下りたらもうそこからはひたすら真駒内方面へ漕ぎ進めるだけです。

よいしょ

よいしょ

ひたすら漕いでいきます。橋脚には標高と思われるものが書かれているのですが、進むにつれてどんどん数字が大きくなっていっています。着実に登っているようです。地味にキツい。

おおっと…通称山鼻トラップに出ました。ここを左側……

そう、こっち側に進まないとあらぬ方向へ行きます。何度も引っかかってきたポイントです。

まあ今回は意識してたので余裕ですね。これは完全に攻略したな~と油断してたら

渡った後の分岐で間違えました。

ちゃんとトラップでした。恐るべし山鼻トラップ。

ここまでくればあとちょっとで河川敷の道路も終点です。

終端。急に道がしょぼくなります。
今まで走ってきた道

もうこの道路の終端はほぼ真駒内。ということで今回目指した最南端もすぐそこです。

そしてついに……

最南端(南39条西10丁目)です!

え?藪だって?

それもそのはず、川の中が最南端です。

まあ仕方がないか~と思って周りの景色を撮影。ここの街路表示板なり撮りたかったなぁ。

このあたりはもう山間の地域という雰囲気で、山がすぐそこだったり「ヒグマ注意」看板が出ていたりするような地域。関東で言えば青梅とか三峰口とかあのあたりの雰囲気といったところでしょうか。

南側景色
北側景色
境界?

…と、ここまではよかったんですが、後日発覚する新たな新事実が。それは……

実は最南端じゃなかった

やってしまいました。まさかの川沿の交差点が最南端だったんです。一応さっきの写真撮ってますしセーフ……

このあとこの交差点を通り、イオン寄ったので、まあ制覇ということでいいでしょう。

イオン。改装工事中だった。

という訳で向かい側の家にあった街路表示板が最南端の証です。撮っててよかった。

着いたぞ真の最南端(南39条西11丁目)

ちょっとした事件はありましたが、ここまで来ちゃえばあとはデザートのようなもの。最後に最西端北3西30を目指すだけです。

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